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M.T姉の証                                   2016.5.8

 

 私は5月の連休に石狩市にあるCFNJ聖書学院で開催されたユースキャンプに参加してきました。このイベントでは中学生から高校生以上が対象で、20歳の私はスタッフ以外では最年長になってしまいました。

 2日目、各分科会に分かれてそれぞれメッセージを聴くプログラムでのことでした。プログラムの終わりに少し時間が余ったので、メッセンジャーの先生が私たちのために質問タイムを取ってくださいました。

 普段の私なら手も挙げずに素知らぬ顔をしているのですが、その時はまるで聖霊様に引っ張られるように手を挙げました。

そして質問しました。

「私は神様から癒しの賜物を授かりました。でも、勇気がなくて積極的に癒しを行うことができません。どうしたら良いでしょうか」

 先生はホワイトボードにある単語を書きました。

それは、「risk リスク」という言葉。

「奇跡を行うには、不安(リスク)がついてくる。

 でも、それが無くなるまで待っていたら、起こる奇跡も起こらない。

 だから、その不安(リスク)を上回る信仰によって行うんだ」

イエス様が「来なさい」と言ったから。

その言葉の上を歩いたから、ペテロはイエス様と同じ海の上を歩くことができたこと。

そのことを先生は思い起こすよう仰いました。

そして続けて、

「誰か癒されたい人はいませんか」と周りを見回しました。すると、積極的な参加者の子達が次々と手を挙げていきました。

先生は聖霊様に示されるままに一人の男の子を連れて私の前に促しました。

そして、どこを癒されたいのかを尋ねました。

その男の子は3日前に足をひねってしまい、しかも直前の休憩時間にみんなでサッカーをしたことで、症状が悪化してしまったことを説明しました。

彼を椅子に座らせ、先生は肩に、私は足首に手を置いて、癒しの祈りを一心にささげました。

祈り始めて少しすると、

「痛くない!」

その男の子はジャンプできるほど、完全に癒されました。

私も興奮して、すっかり嬉しくなりました。

こうして私は、癒しを行うために信仰の勇気が必要ということを学びました。

そして、与えられた勇気を持って、イエス様の奇跡を伝えていこうと思います。

北海道ペンテコステ教会

since 1980
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